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2020年 1月 20日 (月)

本日のお題は…こちら!

by 姫川紫音

 冬休み終了。
 今日の夜から再び出勤で、しかも5週間だけフル出勤となるのでそりゃあもう憂鬱ですが、その後またちょっと早めの春休みが貰えるので頑張りたいと思います。

 さて話は変わりまして、ちょっと前に本屋で遭遇した出来事について書かれた記事を読みまして。
 来店した人が『○○のことを調べたいので、その資料に当たるものなどを調べて欲しい、何処にあるか教えて欲しい』
 ――みたいなことを店員に言ったところ、断られたとかなんとか。
 それらを調べるのは客側で云々、みたいなことを言われたとかなんとかで憤っていた人がいるとかなんとか。

 オレからすればお前は何を言っているんだって感じです。
 本屋は、本を売るところでお前の調べものを協力するためのお店じゃない。
 それは図書館で働く人のお仕事であって、本屋のスタッフがやる仕事じゃない。

 簡単に言えばドラッグストアで働く、薬剤師でもなんでも無い単なる一スタッフに薬のことを聞いたってわかるわけも無く。
 これと一緒なんですよね。
 言ってしまえば、その道のプロに頼むべきことをやらせようとしているわけです。
 プロじゃないなら出来るわけもなければ適当なことを言うわけにも行かず。
 断られて当然です。

 〇〇って本屋はただ本を売るだけなんですね! みたいなことを抜かしてたようですが、当たり前です。
 こんなもん、コンビニやスーパーで取り扱ってる商品の使い方などを細かく店員に聞くのと同じ行為です。
 例えば砂糖を買って、使い方を聞かれたって答えられないわけでして。
 コーヒーに入れる、料理に使う、などの簡単なことは答えられても専門知識が必要なことに関しては、聞かれたって答えられるわけが無い。

 お店の人間は、あくまで扱っている商品を売るだけです。
 正しい使い方などは、自分で調べること。
 あと商品に説明書とか付いてるんだからその通りにやればいいだけ。

 【お店の人間は取り扱っている商品全ての完璧な知識を持っている】
 【自分の要望に応えることが出来て当たり前】
 【商品の金額以外は全て無料でやってくれて当たり前】

 言ってしまえば、上記の考えを持っている人なわけですが……どのような育ち方をすればこんなバカみたいな考えを持つようになるのだろう? 不思議で仕方ない。

 使い方などは全て自分で調べるモノ。
 どうしてもちゃんと知りたいってなら、プロに相談。
 なんのためにプロが居ると思っているのか。

 何故か一部の日本人は、そこで働く人全てがその道のプロと勘違いするようで。
 どうなっているのやら。それともこれ、世界各国共通なんですかね?


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